台湾のマスコミでは日本以上に色々なパンチの効いた三面記事が取り上げられています。ちょっと前の台湾の新聞記事で見かけた、ホクロに絡んだ三面記事です。
浮気で妊娠
今回のニュースの主人公は台湾の保険外交員をしている既婚女性。彼女がある男性と何回か関係を持ち、妊娠してしまいます。妊娠に気づいた後、浮気相手同伴で産婦人科に行き、中絶手術をしました。
お酒の勢いで夫に告白
中絶後、良心の呵責だったのか、よくお酒を飲むようになりました。その後お酒に酔ったときに、浮気や妊娠の事を夫に言ってしまい大騒ぎとなりました。台湾では「家庭妨害罪」というのがあり、既婚者の浮気は刑事罰になるのです。
「あの」行為があったかどうかか裁判所で問題に
刑事罰である以上、男女間で「あの」行為があったかどうかの証拠が非常に重要になります。浮気相手は証拠不十分で何とかなると思ったのか、容疑を否認しつづけたそうです。
あそこのホクロが決定的な証拠に
女性の「あそこに20個ほどのホクロがあった」という証言を元に、検察官が法廷で「実地検証」を行ったところ、女性の証言が事実であることが証明されました。
でも浮気相手は往生際悪く、「男性の同僚にトイレで見られたことがあり、彼女はその同僚から話を聞いて、ホクロの数を知ったに違いない」など、まだ否認するありさま。
ホクロの場所が追い打ちに
そこで、再度の法廷での「実地検証」により、ホクロは「ジャングル」をかき分けないと確認できない位置にあり、とてもトイレで見て数が数えられる状態ではないことが判明しました。
こうやって浮気相手は、禁錮六カ月、更に女性の夫への50万台湾ドル(日本円だと150~200万辺り)の有罪判決を受けることになりました。
参考文献
- 撥弄毛髮才看得見 生殖器黑痣成偷情鐵證 | 蘋果日報 (2014年12月06日付)